現地時間８月16日、ブンデスリーガのボルシアMGがクラブの公式SNSを更新。先日行なわれた第２節シャルケ戦で日本代表DF板倉滉が見せたパフォーマンスの一部を公開し、反響を呼んでいる。

　板倉にとっては昨シーズンを過ごした"古巣"シャルケとの対戦で、板倉も見知った選手たちとピッチ上で再会。そのひとりがFWマリウス・ビュルターだ。公開された動画内でビュルターとマッチアップする板倉は、縦に切り込もうとする相手の動きをけん制する。しかしビュルターはそこから中に入ろうと切り返してから、右足でキックフェイント。板倉はこれにやや翻弄されつつも、左足で持ち出してシュートを打つビュルターの動きに食らいつき、最後はきっちりブロックした。
【動画】板倉が何度も食らいつく！ ビュルターとの白熱のマッチアップをチェック

　もちろん付き合いの長い相手だからこその"読み"もあったのだろう。ただ、板倉は試合中に何度も守備で存在感を発揮し、現地紙『BILD』はチーム内最高評価の「１」を与えるなど、現地でも高く評価されている。

　クラブは「日本語で"ふくらはぎに嚙みつくもの（怖いもの知らずの意）"ってどう言うのだろう」と綴り、日本人DFの食らいつく守備を称賛。現地ファンからは「素晴らしい選手が来てくれたよ」「このシーンは何回ループしても飽きない」「彼こそが昨シーズンにクラブに欠けていた情熱だ」「僕らはこういう選手が欲しかった」「最高の新戦力だ」「日本のカーフバイター＝イタクラ」「見ていてワクワクする！」といった声が寄せられているほか、「このメンタリティがBVB（ドルトムント）に必要だ」「シャルケに居て欲しかった」といった声も見られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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