ロサンゼルスFCのウェールズ代表FWガレス・ベイルが、ドジャー・スタジアムで強肩ぶりを発揮した。

　ウェールズ代表史上最多39ゴールを誇る33歳は、今夏に長年在籍したレアル・マドリーを退団し、MLSに参戦。新天地デビューから２戦目でさっそく初ゴールを奪えば、８月８日の４戦目では衝撃の独走弾を叩き込むなど、怪我に泣いたマドリー時代の晩年から一転、全盛期復活を思わせるパフォーマンスを披露している。

【動画】全盛期に戻った？ MLS２点目となったベイルのレべチな独走弾をチェック！

　アメリカで充実の日々を過ごすなか、９日にはチームメイトのアメリカ代表MFケリン・アコスタと共に、同じ都市に本拠地を置き、同じオーナーを有するMLB球団ロサンゼルス・ドジャースの試合の始球式に登場した。

　かつて、同球団のレジェンド野茂英雄氏も上がったマウンドから、利き足の左ではなく右手で、キャッチャーを務めたジャスティン・ターナーに向け、力強いボールを投げ込んだ。
【動画】ベイルがMLBレジェンド相手に右投げで速球披露＆華麗なリフティングもチェック！

　競技の枠を超えた夢のコラボレーションは話題となっており、SNS上には世界各国から様々なコメントが集まっている。

「マドリーでの苦悩を乗り越え、笑顔が戻ってきたのは素晴らしい」
「左で蹴って右で投げるんだ」
「アコスタは下手くそ。ベイルはぶん投げてるだけなのにエグい」
「ベイル、それはクリケットの投げ方だ」
「流石の強肩（ミサイルスローイング男）」
「ゴルフの次は野球かよ」
「本当はゴルフがしたいだろうに」
「ウェールズ、ゴルフ、野球、LAFC。この順番で」

【動画】ゴルフの腕前も超一流？ ベイルの巧みなショットをチェック

　ベイルは満面の笑みを浮かべながら、野球ボールで華麗なリフティングも披露。現地ロサンゼルスのファンの心を鷲掴みにしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】マドリーのユニホームにサインを求められ、何とも言えない表情を見せるベイル