Jリーグは８月３日、ルヴァンカップ準々決勝・第１戦の４試合を各地で開催。エディオンスタジアム広島では、サンフレッチェ広島対横浜F・マリノスが行なわれ、３－１で広島が勝利を収めた。

　立ち上がりは広島が攻勢をかける。８分、ペナルティエリア中央でボールを受けた満田誠が粘って左足でシュートを放つも枠の上へ外れた。

　押し気味に試合を進めながら、14分、先手を取る。藤井智也の右からのクロスを相手DFがクリアしきれず、ファーサイドで受けた柏好文がトラップから右足シュートをねじ込んだ。

　リードを許した横浜は、徐々にボールを握り始めると、27分、ペナルティエリア左でマルコス・ジュニオールが素早い反転から左足で狙ったが、GK大迫敬介のファインセーブに阻まれた。

　さらに43分、レオ・セアラのパスに抜け出したM・ジュニールが決定機を迎えたが、これもGK大迫に防がれる。試合は広島の１点リードで前半を折り返す。
 

　後半開始早々の46分、横浜が追いつく。水沼宏太のクロスにL・セアラが左足で合わせてネットを揺らす。

　一進一退の攻防が続くなか、スコアボードを動かしたのは広島。CKのこぼれ球を拾った森島がクロスを入れると、荒木隼人がヘディングシュートを叩き込む。

　広島はリードを得たまま迎えた90＋８分、セットプレーの流れから野津田が決めてダメを押す。試合はそのまま終了し、広島がホームで力強く勝ち切った。

　第２戦の横浜対広島は８月10日、ニッパツ三ツ沢球技場で19時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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