JR東日本カップ2015 関東大学サッカーリーグが再開! 大混戦の1部を制するのは果たして…

2015年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どのチームにも優勝のチャンスがある」

Jクラブ内定者として会見に登場した6人。前列左から湯澤(柏内定)、山越(大宮内定)。後列左から和泉(名古屋内定)、久保(岡山内定)、新井(横浜内定)、早川(新潟内定)。

 9月5日土曜日より、いよいよJR東日本カップ2015 関東大学サッカーリーグの後期リーグ戦が開幕する。それに先立ち、開幕に向けての記者会見が2日、都内で行なわれた。
 
 会見には、関東大学サッカー連盟の秋田浩一理事長(駒澤大監督)、中野雄二副理事長(流通経済大監督)に加え、来シーズンのJクラブ加入が内定している6選手が登壇。後期開幕への抱負とともに、Jへの想いなどを熱く語っていた。
 
 後半戦に再開に向けて最も注目されるのは、大混戦の1部リーグの行方だ。「勝点6の中に8チームがひしめく混戦状態。どのチームにも優勝のチャンスがあると同時に、降格の危機さえ訪れる可能性もある」(中野副理事長)という状況で、どのチームが抜け出すのか。流通経済大の監督でもある中野副理事長は、「最初の3ゲームで勝てるか、あるいは負けが続くか」でその後の趨勢が決まると展望する。このまれにみる混戦を最後に制するのはどのチームか。毎節が見逃せない闘いとなりそうだ。
 
 一方2部では、前期を全勝で終えた日体大が独走するが、来季の昇格を巡っての「2位争いが見もの」(中野副理事長)。2位関東学院大を筑波大、東洋大がどう攻略していくのかに注目が集まる。
 また、会見にJクラブ内定者として登場したのは、湯澤聖人(流通経済大)、和泉竜司(明治大)、山越康平(明治大)、久保飛翔(慶應義塾大)、新井一耀(順天堂大)、早川史哉(筑波大)の6人。どの選手も、プロ選手になることの覚悟を実にしっかりと述べていたが、やはり重要なのは目前のリーグ戦。選手たちは一様に、「リーグ中断中はチームの一体感を出していけるように心がけた」と述べ、チーム一丸となって優勝あるいは昇格を勝ち取ることを誓った。
 
 関東大学サッカーは、9月5日の後期開幕戦を皮切りに、11月15日まで関東地区の各所で試合が開催される。試合日程や会場は関東大学サッカーのオフィシャルサイトが便利だ。無料で観戦できる試合も多いので、お近くの方はぜひ足を運んでみては。Jリーグとはまた違った若き選手たちの熱き闘いが見られるはずだ。
 
問い合わせ
関東大学サッカー連盟オフィシャルサイト http://www.jufa-kanto.jp/
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