母国、そして古巣でのつかの間の安息は、真価が問われる大事な来季への燃料となるだろうか。

　セルティックの旗手怜央は先日、川崎フロンターレのグラウンドを訪問した。古巣クラブは公式ツイッターで「またいつでも！」とメッセージを寄せている。

　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は６月19日、旗手の古巣訪問を伝えたうえで、「彼がいかに品格ある行動をするかを示している」と称賛した。

「ビッグネームのサッカー選手が裏方のために多くの時間を割くことは多くない。レオのこういったところを称賛しなければならない」

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　周知のように、旗手は昨冬のマーケットでセルティックに移籍。日本でのフルシーズンを終え、さらにヨーロッパでのシーズン後半戦を戦い抜いた。加入当初に好パフォーマンスで高く評価されながら、徐々に調子を落としたのも疲労が一因と考えられる。

　旗手自身も先日、『From the Athlete』に掲載された手記で移籍してからの心境を明かした際、疲労の影響などを認め、「まだまだできることはある」と、さらなる向上に意気込みを見せた。

　それだけに、このオフシーズンの休養は重要だ。67 HAIL HAILは、チャンピオンズ・リーグに出場する来季に向け、「ハタテは最初の数か月について話し、苦しみに耐えなければいけなかったと明かした。来季のさらなる成功を願う彼の素晴らしい、率直な自己分析だ」と期待を寄せた。

「オフシーズン中の帰国が彼の役に立つことを願う。来季、レオはセルティック・パークで大きな役割を担う。彼が心身ともに100％であることが必要だ。オフシーズンで彼がそうなれるように願うばかりだ」

心身ともにリフレッシュした旗手が、欧州最高峰の舞台で躍動する姿に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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