「あらゆる手段を講じる」ジダンのパリSG監督就任を仏&カタール政府が猛プッシュへ! マクロン大統領も懇願

2022年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSG監督就任を両政府が後押し

次期フランス代表監督を狙っているとされるジダンだが……。 (C)Getty Images

 果たして、ジネディーヌ・ジダンはフランスリーグに戻ってくるのだろうか。

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は現地時間6月9日、仏放送局『RMC Sports』のインタビューに応じ、国内有数のクラブであるパリ・サンジェルマンに「ジダン氏の就任を望んでいる」と語った。

 パリSGは、今夏にレアル・マドリー移籍の噂が上がっていたキリアン・エムバペの引き留めに成功。その成功を喜ぶひとりに、マクロン大統領がいたことは既報の通りだ。大統領は「エムバペと話したが、彼は最終的には自分の良心で選択した。成熟し、責任感をもってキャリアを築こうとしている」と自身の影響力を否定している。

 だが、今回のインタビューでマクロン大統領は、元フランス代表ジダンに言及。「彼に計り知れない尊敬の念を抱いている」と述べた。
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「私たちの国のクラブにとって憧れの存在である3つのメジャーなトロフィーを獲得したんだ。選手として、そして指揮官としても手にしている。信じられないことだ。ぜひ彼をフランスのリーグに迎え入れたいと願わない人間はいないだろう?

 フランスとフランスリーグのために彼が戻ってきて、ビッグクラブを指導してくれることを願っている。我が国のスポーツを愛する素晴らしい観客がいることを発信していくのは私の使命だ。そして今、最高の選手たちがここにいる」

 また、米スポーツチャンネル『Fox Sports』は「フランス政府だけではなく、カタール政府もこの案に賛成のようだ」と9日付けで報じている。カタール王室に詳しいジャーナリスト、モハメド・サイード・アルカアビ氏のコメントを引用し、「彼らはジダンのパリSGの監督就任を実現するためにあらゆる手段を講じる用意がある。エムバペの時のように、金銭面も含めてあらゆる面で惜しみない援助をするつもりだ」としている。

 現地の一部メディアによれば、ジダンはパリSG監督就任を拒否したと報じられた。しかし、エムバペの時と同様、水面下で確実に何かが動いているかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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