FC東京は５月29日、J１リーグ第16節の鹿島戦で３－１の勝利を収めた。ホームで首位チーム（当時）を圧倒した試合で輝いたのがFWアダイウトンだった。

　持ち前のスピードと身体の強さを活かし、再三にわたって左サイドを突破。42分には相手DFブエノとの１対１を制して駆け上がると、ゴール前のディエゴ・オリヴェイラにパス。その流れからチーム２点目が生まれた。

　さらに、試合終了間際には守備でもスタンドを沸かせた。90＋８分、２点リードのFC東京は敵陣深くでスローインを獲得。攻め込まずに時計の針を進めようとするなか、コーナーアーク付近でボールを受けたアダイウトンを鹿島の選手が取り囲むが、FC東京のブラジリアンは奪われない。

　巧みな身体の使い方とボールコントロールで、敵の包囲網に対抗。そのあまりに強烈なキープ力に、途中交代でベンチに退いていた松木玖生は白い歯をむき出しにして笑顔を見せる。
【関連動画】アダイウトンのパワーと迫力に思わず松木も笑ってしまう！？「体幹つよすぎ」「しかも足速いからほんと理不尽」など反響

　試合を中継したDAZNで解説を務めた福田正博氏も「大体こういうボールキープって、相手ボールにすぐなっちゃうんですけどね。アダイウトンが強いですからね」と笑いまじりに称えていた。

　このシーンをYouTubeのJリーグ公式チャンネルが「【強すぎる】アダイウトンのパワーと迫力に思わず松木も笑ってしまう！？」と題して公開。「この試合に限らずアダいつも重戦車すぎるぜ」「アダならこれくらい当たり前！！」「体幹つよすぎ」「しかも足速いからほんと理不尽」「鹿島相手に鹿島るの草」といったコメントが寄せられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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