マンチェスター・ユナイテッドのキャプテン、ハリー・マグワイアが自身と家族を襲った爆破予告について語った。英メディア『SPORT BIBLE』が６月１日付けで伝えている。

　現地の報道によれば、婚約者のファーン・ホーキンスさんと２人の子どもと住む、400万ポンド（約６億円）で購入した自宅に「爆発物を仕掛けた」とのメールが届いたのは、４月20日。リバプール戦に０―４で大敗を喫した翌日だ。通報を受けた警察は、警察犬とともに自宅周辺を捜索。幸い爆発物は見つからなかった。

　2019年にレスターから8000万ポンド（約120億円）で加入した29歳のイングランド代表DFは、「明らかに僕は批判される立場にある。ユナイテッドは僕のために大金を支払ったからね」と、批判を受け入れる姿勢を見せるも、今回の一件はさすがに我慢ならなかったようだ。
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「ここは世界で最も愛されるクラブの１つであると同時に、世界で最も嫌われているクラブの１つでもある。自分たちが最も厳しい目で見られていることは分かっている。失点やミスをしたときの批判は完全に受け入れるし、人々がうるさく指示したり、改善できると口出したりすることも受け入れられるほど、僕は器が大きいんだ。

　でも越えてはいけない一線がある。僕にも家族がいるんだ。僕のメンタルにあまり影響はないが、爆破予告は家族の問題だ。子供たちがニュースを読んだり見たりしない年頃でよかったと思う。もし子供たちがもっと大きくなって、色々なものを見たり、学校に行ったり、人々がそれについて話したりしていたら、その時はもう少し影響を受けるだろう」

　脅迫メールにはマグワイアに対する誹謗中傷も含まれていたという。明らかに度を超えた、到底許されない行為だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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