U-19日本代表、アルジェリアとの初戦は1-0勝利! 北野颯太が狙いすました左足ショットで決勝弾!

2022年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

57分、均衡を破る

値千金の決勝点を挙げた北野。写真:松尾祐希

 U-19日本代表は現地時間5月31日、フランスで開催されているモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)の初戦でアルジェリアと対戦。1-0で勝利した。

 日本のスターティングメンバーは、GKに木村凌也、4バックは中野伸哉、菊地脩太、田中隼人、松田隼風、2ボランチは宇野禅斗、山根陸、2列目は山崎太新、北野颯太、升掛友護、CFは横山歩夢というラインナップに。

 立ち上がりは相手にボールを持たれ、リズムを掴めずにいた日本。11分には決定的なピンチに見舞われるも、これは木村のビッグセーブで事なきを得る。

 時間の経過とともに、日本は落ち着いてボールを動かせるシーンを増やしていく。丁寧なビルドアップからサイドを効果的に使い、相手ゴールに迫る。20分には横山が相手GKを慌てさせる鋭いシュートを放つ。

 チャンスの数では相手が上回るなか、日本は木村の好守やDF陣の粘り強い対応でゴールを許さない。一方、攻撃面では敵陣にボールを運ぶことはできるものの、思うようにフィニッシュに持ち込めず。前半アディショナルタイムの横山の際どい一撃は相手GKに再び、ストップされる。
 
 スコアレスで迎えた後半、ボール回しのテンポが良化した日本が57分、均衡を破る。ハイボールの処理を誤った相手DFのミスを見逃さず、GKとの1対1に持ち込んだ北野が狙いすました左足シュートでネットを揺らす。

 日本はこの1点を最後まで守り切る。ビハインドを背負い、さらに攻勢を強めてきたアルジェリアに対し、チーム全体で集中力の高い守備を見せ、ボックス内に侵入されても、身体を張ったディフェンスで最後の一線を越えさせない。80分には失点してもおかしくないピンチを迎えるも、これは相手のシュートミスに救われる。

 最後まで堅実かつタフな戦いを見せた日本が、幸先よく白星発進となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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