パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが５月30日、母国メディア『TyC Sports』のインタビューに応じ、28日にリバプールを破って14度目のチャンピオンズ・リーグ（CL）制覇を成し遂げたレアル・マドリーについて言及した。

　昨夏にパリSGへ移籍するまで、バルセロナのアイコンとして長らくプレーしてきたメッシにとって、マドリーは長年のライバルだった。今シーズンは、CLのラウンド・オブ16で逆転負けを喫し、敗退に追い込まれてもいる。

　その敗戦を「僕らはマドリーに抹殺された」と刺激的な言葉で表現したメッシは、こう語っている。

「チャンピオンズ・リーグの決勝に進めなかったのは腹立たしい。最高のチームが常に勝つとは限らない。状況を支配するチームが勝つ。マドリーは今大会で最高のチームではなかった。結局、彼らはある瞬間で試合をコントロールすることを知っていたので、勝ったんだ」

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　そのマドリーのここ一番での勝負強さについて、「僕はキャリアの多くで、マドリーを近くで見てきたから、レアル・マドリーが何たるかを知っている」と話し、こう続けている。

「彼らはどこからともなくゴールを決め、試合の流れを変える。（押し込まれながらもリバプールに１-０で勝利した決勝について）このような試合が起こりうるのは分かっていた。僕らやその後の試合（チェルシー戦やマンチェスター・シティ戦）でもそれが起こった」

　ことCLに関しては、驚きの勝負強さを発揮する"宿敵"の凄みを、改めて感じたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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