【J1採点&寸評】福岡0-0浦和|山岸は39分の好機をモノにできず。攻撃のリズムを作った伊藤

2022年05月29日 中倉一志

福岡――最終ラインの安定感が際立った

【警告】福岡=奈良(51分)、グローリ(59分)、前(90+1分) 浦和=なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】村上昌謙(福岡)

[J1第16節]福岡0-0浦和/5月28日/ベスト電器スタジアム

【福岡|採点】
GK
村上昌謙 6.5【MAN OF THE MATCH】
DF
前嶋洋太 6
奈良竜樹 6.5
ドウグラス・グローリ 6.5
志知孝明 6
MF
ジョルディ・クルークス 5.5(76分OUT)
中村 駿 5.5
前 寛之 5.5
田中達也 5.5
FW
フアンマ・デルガド 6(64分OUT)
山岸祐也 5.5

途中出場)
FW
ルキアン 6(64分IN)
MF
金森健志 6(76分IN)

監督)
長谷部茂利 5.5
 
【福岡|寸評】
 蓄積する疲労の影響からか、出足が鈍く、高い位置からのプレスが機能せずに、防戦一方の戦いを強いられた。だが最後のところはやらせない守備はいつも通り。最低限の結果は得た。

 中盤の主導権争いで後手を踏み、中央にできるスペースを浦和に使われたが、最終ラインの安定感が際立った。特に奈良、グローリのCBは強く、堅守を支える支柱に。前嶋、志知の両SBの1対1の強さも無失点試合に貢献した。チャンスは少なかったが、39分に山岸が放ったヘディングシュートは決めたかった。ドローに終わったため監督の評価は5.5としたが、どんな相手、どんな状況であっても、何とかして勝点を取るというチームの姿勢は表現できた。

【PHOTO】スタジアムを華やかに彩るアビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズを特集!

【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介!
 

次ページ浦和――高いレベルで攻撃を組み立てたが…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事