相馬アルディージャ、初陣はドロー決着。先制される展開も奥抜の同点弾で勝点1奪取

2022年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

河田のお膳立てから奥抜が同点ゴールをゲット

大宮の新指揮官に就任した相馬監督。初陣は引き分けに終わった。写真:鈴木颯太朗

 Jリーグは5月28日、J2第19節の2試合を各地で開催。味の素スタジアムでは東京ヴェルディ対大宮アルディージャが行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

 先にゲームを動かしたのは東京V。27分、高い位置で加藤弘堅がカットしたボールを、石浦大雅にパス。受けた石浦が少し持ち上がって左足を振りぬくと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールイン。石倉にとっては嬉しいJ初得点に。

 1点をリードした東京Vはボールを支配し、自分たちのペースで試合を進め、前半を1-0で折り返す。
 
 ビハインドを背負って後半に入った大宮は57分、試合を振り出しに戻す。右サイドを抜け出した河田篤秀のお膳立てから、奥抜侃志が冷静に流し込んで1-1に。

 これで勢いに乗った大宮は、途中から入った泉澤仁や富山貴光を中心に東京Vのゴールを脅かすが、敵の集中した守備陣の前に思うようなフィニッシュに持ち込めない。

 東京Vも果敢に攻撃を繰り出したが、勝ち越し弾は奪えず。試合はそのまま1-1で終了。勝点1を分け合う結果となった。

 先日、霜田正浩監督を解任した大宮の新指揮官に就任した相馬直樹監督にとっては、この東京V戦が初陣に。勝ち切れなかったが、敵地で貴重な勝点1を奪取。下位に沈むチームをどう立て直していくか、今後の采配に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事