「ニュースを捏造するべきではない」トッテナム指揮官コンテ、自身の“パリSG行き”報道に苦言「フェイクだ」

2022年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々をリスペクトするべき」

あくまでトッテナムでの仕事に集中していると語ったコンテ。 (C)Getty Images

 プレミアリーグのトッテナムで指揮を執るアントニオ・コンテ監督が、自身の去就に関する報道を痛烈に批判した。英公共放送『BBC』や、現地紙『The Mirror』などが報じている。

 該当の報道はフランス・メディアを中心に広がっており、パリ・サンジェルマンの現指揮官であるマウリシオ・ポチェティーノが今シーズン限りで解任され、後任候補にコンテの名が浮上しているというものだ。

 コンテは29日にレスター戦を控えた前日会見で、この報道を真向から否定。メディアに対して苦言を呈した。
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「今は目の前の試合に集中することが大事だ。そして、フェイクニュースには耳を傾けないこと。我々はあと5試合を戦わなければならず、それに集中している。選手もスタッフもファンも、この状況にかかわるすべての人たちがだ。

 メディアは我々とそういう人々にリスペクトを示すべきで、ニュースを捏造したり、嘘を伝えたりしてはならない。フェイクニュースを作り出し、たくさんの嘘をつくべきではないんだ」

 そして、自身の進退については「シーズンが終わったら、クラブと話をする」と述べた。

「彼らとの話し合いは、クラブにとって、選手にとって、全員にとって最良の解決策を見出すことが目的だ。チャンピオンズ・リーグやヨーロッパリーグの出場権を得るためだけに戦うのではない。クラブとして野心を持つことが大切なんだ。前提を忘れるべきではない。それに、私はここでもっと多くのものを求めて戦いたいし、そうするのが当然だと考えている」

 コンテは昨年11月に就任し、2023年6月末までの契約を結んでいる。当時リーグ8位だったトッテナムは、現在4位のアーセナルと2ポイント差の5位まで浮上している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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