クリスチアーノ・ロナウドの「スマホ破壊事件」で揺れるマンチェスター・ユナイテッドに、新たな問題が発生しているようだ。

　英紙『Mirror』が４月12日付けで報じたところによれば、クラブがポール・ポグバに対し、プレミアリーグの最高年俸選手となる新契約のオファーを出したため、チームメイトから反発の声が上がっているという。

　同紙によれば、今夏に契約が切れるフランス代表MFは、基本給40万ポンド＋ボーナスの週給50万ポンド（約8000万円）相当の新契約のオファーを受けているが、現在までサインを拒否している。
 

　記事は「このオファーは、ユナイテッドのロッカールームで怒りを引き起こしたと言われ、チームメイトは、クラブがポグバを国内で最も高給の選手にすることを厭わない姿勢に腹を立てている」と綴り、こう続けている。

「ユナイテッドの選手たちは、出場時間が多いわけではなく、クラブを批判したり、退団について話したりするのを躊躇しないポグバは、そのような大幅な昇給に値しないと感じている」

　さらに、『Mirror』紙は「ユナイテッドの情報筋は、ポグバがオファーを受け入れてオールド・トラフォードに留まった場合、他の選手たちが賃金の平等を要求し、ロッカールーム内で反乱が起こるだろうと述べた」と伝えている。

「一部のプレーヤーは、試合でほとんど先発せず、いつも退団について話している選手の週給を２倍にするのは、尋常でないと考えている」

　29歳のポグバについては、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリー、古巣のユベントスなどが関心を示していると取り沙汰されているが、果たしてどんな決断を下すのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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