マンCはリバプール相手に二度リードも…勝点1差の首位攻防戦は2―2ドロー決着!南野拓実はベンチ外

2022年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

両者は16日にFAカップの準決勝で再戦

シティのデ・ブルイネ(右)を止めにかかるリバプールのチアゴ(左)。(C)Getty Images

 現地時間4月10日に開催されたプレミアリーグ第32節で、首位のマンチェスター・シティ(勝点73)と2位のリバプール(同72)が、前者のホームで対戦。後者の南野拓実は、リーグ戦2試合連続でベンチ外となった。

 タイトルの行方を左右する注目の大一番は開始5分、シティがいきなり先制に成功する。デ・ブルイネがペナルティエリア手前から左足を振り抜くと、鋭いシュートが相手DFマティプに当ってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 好調のベルギー代表MFは、5日のアトレティコ・マドリー戦(〇1―0、チャンピオンズ・リーグ準々決勝の第1レグ)に続き、2戦連発となった。

 しかし、リバプールがすぐに追いつく。13分、ロバートソンのパスを敵陣右サイドの深い位置で受けたアレクサンダー=アーノルドが折り返し、最後はジョッタが右足でねじ込んだ。

 追いつかれたホームチームは、29分にデ・ブルイネ、35分にカンセロが右足でシュートを放つも、いずれも枠の左に外れる。迎えた37分、カンセロの斜めのパスで抜け出したガブリエウ・ジェズスが冷静に流し込み、再び一歩前に出る。ブラジル代表FWはリーグ戦では昨年9月以来の3点目となった。
 
 1-2で折り返したアウェーチームは、後半開始直後の46分、サラーの見事なスルーパスにエリア内で反応したマネが右足で突き刺し、またもや追いつく。

 その後、シティがやや押し気味に試合を進めるなか、63分にはスターリングがネットを揺らすも、VAR判定の末に得点は取り消しとなる。

 リバプールは70分に両チーム通じて最初の選手交代を行ない、ディアスを送り込む。対してシティは75分にマハレズ、83分にグリーリッシュを投入する。

 90分にはシティがゴール前の好位置でFKを獲得。マハレズが左足で狙いすましたシュートを放つも、左ポストに嫌われる。

 結局、白熱の一戦はこのまま2―2のドローで終了。勝点差1は変わらなかった。両者は16日にFAカップの準決勝で再戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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