現地４月９日、ポーランド・リーグの第28節、現在首位のレフ・ポズナンと昨季王者レギア・ワルシャワとの強豪対決が開催され、１-１のドローに終わった。

　話題となっているのは、アウェーのレギア・ファンが用意した巨大なバナーだ。ウクライナへの軍事侵攻を主導するロシアのウラジーミル・プーチン大統領が同国の強豪スパルタク・モスクワのユニホームを着て、絞首台にぶら下がるという、過激なデザインだったのだ。

　ポーランドは歴史的にウクライナとの結びつきが強く、その隣国に攻め込んでいるロシアに対して、強い反感を持っている人が少なくない。
 

　また、「レギアのウルトラスがウクライナに侵攻したロシア大統領を殺す」と題してこのニュースを配信したスペイン紙『El Espanol」によれば、レフ・ポズナンとS・モスクワは姉妹クラブのような密接な関係があるという。

　そのため、レフ・ポズナンのホームゲームでは、「他のスタジアムのようにウクライナ国旗が掲げられることはない」と記事は伝えている。

　また、ポーランドのメディア『Radio zet』は、「全世界がレギアのこのバナーについて話題にしている」と反響の大きさを伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画＆画像】絞首台にぶら下がるプーチン氏。レギアのファンが掲げた過激な巨大バナー

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