４月９日に開催されているスコットランド・リーグ第33節で、首位のセルティックは下から２番目の11位に沈むセント・ジョンストンと、ホームで対戦。前田大然が左ウイング、旗手怜央が左インサイドハーフで先発し、怪我から復帰した古橋亨梧と、井手口陽介はベンチスタートとなった。

　開始８分、旗手がいきなり試合を動かす。ペナルティエリア内でのパス交換から、ダイレクトで左足を一閃。鋭いシュートで鮮やかに右サイドネットを揺らした。24歳の日本代表MFは、約２か月前のレンジャーズ戦で２ゴールを奪って以来、今季４点目となった。
 

　この先制点で勢いに乗ったホームチームは、22分に前田がプレスを掛けた相手のバックパスをかっさらったギアクマキスが追加点を挙げると、36分には前田が見せる。ジョッタからの正確なクロスに絶妙なヘッドで叩き込み、今シーズン７点目を奪った。

　セルティックのリーグ制覇に向け、日本人選手が躍動している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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