バロンドールを受賞した“ウクライナの英雄”が母国の防衛隊に入隊。銃を片手に最前線へ「破壊に来た占領者に立ち向かう…」

2022年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「驚くべき勇気と尽きることのない闘志」

86年のメキシコW杯ではハットトリックも達成したベラノフ。(C)Getty Images

 かつてバロンドールを受賞した"ウクライナの英雄"も、ロシアの軍事侵攻を防ぐため、母国の防衛隊に参加したようだ。

 4月7日、英メディア『SPORT BIBLE』は、「1986年バロンドールの勝者、イーゴリ・ベラノフが武器を手に取り、ウクライナをロシアから守る」と題した記事を掲載した。

 同メディアによれば、ディナモ・キエフなどで活躍したウクライナ出身の元ソ連代表FWで、86年のバロンドールに輝いているイーゴリ・ベラノフが、自身のフェイスブックを更新。戦闘の最前線で、戦闘服を着てライフル銃を片手に、他の3人の兵士とともに写っている写真を投稿し、次のように綴った。

【画像】バロンドールを受賞した名手がライフルを片手に…戦闘服姿にベラノフ
「驚くべき勇気と尽きることのない闘志。これだけでなく、ウクライナ軍の兵士の特長はもっとたくさんある。私たちはあなたと共にいます!」

 61歳のレジェンドは、「ウクライナに平和を、我々の土地を破壊しに来た占領者に立ち向かうすべての人に栄光を、自由で英雄的な人々よ!」と続けている。

 この投稿は各国メディアに取り上げられ、反響を呼んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ロシア軍のミサイル攻撃により、ウクライナの強豪シャフタールの練習場に大きな穴が空く…ショッキングな光景

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