「アシスト記録も狙っている」ルーニーが“10番”ケインのチャンスメイクに着目!似ていると名を挙げたレジェンドは?

2022年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「9番としても10番としてもプレーできる」

得点力のみならず、アシスト力にも年々磨きがかかるケイン。(C)Getty Images

 元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、ハリー・ケインについて語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 一時の不振から脱却し、完全復調の気配を漂わせているトッテナムのエースは、先月のブライトン戦でプレミアリーグ通算178ゴール目を記録。アラン・シアラー氏(260得点)、ルーニー氏(208得点)、アンディ・コール氏(187得点)、セルヒオ・アグエロ氏(184得点)に次いで、歴代4位に浮上した。

 さらにその後には、スイスとの親善試合で、イングランド代表として49ゴール目を奪い、ボビー・チャールトン氏と並び、歴代2位タイに浮上。1位のルーニー氏までも残り4点に迫るなど、持ち前の得点力をクラブと代表両面で発揮している。

 そんなケインについて、ルーニー氏は英衛星放送『Sky Sports』の番組出演時に、近年は深い位置に落ちてのチャンスメイクでも存在感を示すようになったと指摘。「彼は9番(ストライカー)としても10番(司令塔)としてもプレーできるし、信じられないような選手だよ」と称えている。

「彼はゴール記録を取りたがっているし、アシスト記録も狙っていると思う。彼ならそれが実現可能だね」
【動画】ソン・フンミンとのホットライン開通!ケインが圧巻スルーパス&バックヘッドで2アシスト
 この発言に対し、一緒に出演していたジェイミー・キャラガー氏は「裏に走るスピードがなくなったから、中盤に下がり始めたのではないか」と推測するも、ルーニー氏は「彼はまだ若いから、スピードは失われていないだろうね」と否定。あくまでプレーの幅を広げるためだとしたうえで、似たプレースタイルとしてイタリアのレジェンドの名を挙げている。

「ほとんどローマでの(フランチェスコ)トッティのようだね。かつてこのようなプレーをしていた。トッティは深い位置に来て、他の選手に自分を追い越させ、走らせていたんだ」

 類まれなフィニッシュワークと同時に、味方を生かすパスでも人々を魅了したトッティ氏。イングランド代表の元エースの目には、そんなローマの王と後輩がダブって見えるようだ。今後はケインの得点はもちろん、ピッチ上を縦横無尽に動き回ってのアシストにも大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

【PHOTO】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

次ページ【動画】ソン・フンミンとのホットライン開通!ケインが圧巻スルーパス&バックヘッドで2アシスト

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事