会見終了直前に「ひとつ言い忘れました」と吉田麻也が自ら発言「僕だけじゃなく、選手みんなが寂しがっている」

2022年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最高のパフォーマンスでお返しをしたい」

最終予選は残り1試合。グループ首位通過をかけて森保ジャパンは29日に埼スタでベトナムと対戦する。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本サッカー協会は3月26日、カタール・ワールドカップ(W杯)出場権獲得会見を実施した。

 登壇者は、田嶋幸三会長、反町康治技術委員長、森保一監督、吉田麻也の4人。それぞれが7大会連続7回目のW杯出場に関して、喜びや感謝を伝えた。

 報道陣の質疑応答を一通り終えて、司会者が「以上を持ちまして、会見のほう、終了とさせていただきたいと思います」と言い終えるや、吉田が「僕、ひとつ言い忘れました」と自ら発言を申し出た。
 
 最終予選は残り1試合。29日に埼玉スタジアム2002でベトナムと対戦する。この一戦にかける想いを、キャプテンは次のように話した。

「ベトナム戦、せっかく6万人、収容できるらしいので。なかなか予選を通して、サポーターのみなさんの前でプレーすることができなくて、僕だけじゃなくて、選手みんな、寂しがっていました。まだ声は出せないですけど、次のステップとして6万人、たくさん集まって、勝って、もう一回、ワールドカップへの出場をみんなでお祝いして、喜び合いたいなと思っています」

 コロナ禍でまだまだ難しい状況ではあるが、「サッカーの日本代表が6万人を集めて、クラスターを出さずに試合を終えることが、次のスポーツイベントにつながると思う」との考えもある吉田。「僕たちも、最高のパフォーマンスでお返しをしたいなと思っているので。ぜひみなさん、スタジアムに足を運んでいただきたい」と呼びかけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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