「視来君があそこでボールを持った瞬間…」ヒーロー三笘薫が振り返る値千金弾の裏側!「ゴール前に行くしかないと思った」

2022年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

0ー0の84分から出場し、圧巻2発!

84分から出場し、W杯出場を決める2発を叩き込んだ三笘。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(グループB)が3月24日に行なわれ、2位の日本は3位のオーストラリアと敵地シドニーで対戦した。

 立ち上がりから果敢に攻撃を仕掛け、再三決定機を作るも、いずれもモノにできず。このままスコアレスドローかと思われたが、終了間際の89分だった。

 右SB山根視来(川崎)のマイナスのクロスに、84分に投入されたばかりの三笘薫(ユニオンSG)が反応。右足で流し込み、値千金の一発を奪った。24歳のアタッカーは止まらない。直後のアディショナルタイムにもドリブル突破から、勝負を決める追加点をゲット。2―0で難敵撃破に導いた。

 この結果、森保ジャパンは最終節のベトナム戦を前に、7大会連続7度目のW杯出場が決まった。勝利の立役者となった三笘は、「0―0で、行くしかないと思っていたので全部出し切りました」と語り、川崎時代のチームメイト、山根のアシストで決めた1点目のシーンは、こう振り返っている。
【動画】土壇場で大大大仕事!三笘のW杯出場を手繰り寄せる値千金弾
「もうゴール前に行くしかないと思っていましたし、視来君があそこでボールを持った瞬間、フロンターレ時代からあそこからマイナスに来るって分かっていました。素晴らしいボールが来たと思います」

 左サイドからの圧巻の崩しで叩き込んだ2点目は、迷った末の突破だったようだ。

「サイドで時間を作ろうか迷ったんですけど、力も余っていましたし、1人崩せば侵入できるスペースがあったので、行くしかないと思って判断しました」

 スーパーサブとして、これ以上ないパフォーマンスを披露した三笘。カタールW杯本番を含め、今後も大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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