日本代表の南野拓実が、東京オリンピック世代である上田綺世と林大地へ期待感を示した。
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　日本はワールドカップ・アジア最終予選で現在５連勝中。序盤の３試合では１勝２敗と、思ったようなスタートを切ることはできなかったが、その後勝利を重ね、24日のアウェー・オーストラリア戦に勝てばW杯出場権を獲得できるところまで漕ぎつけた。

　しかし日本はここにきて怪我人が続出。なかでも、負傷で参加を辞退した大迫勇也を南野は「チームにとって重要な選手」としつつ、「その分、僕たちがやらないといけない」とより一層気を引き締めた。

　大迫が不在のセンターフォワードは、東京五輪世代であるストライカーの上田か林が務める可能性もある。そんな彼らについて南野は「すごく期待している」という。
 

「東京五輪を何試合か観ていましたし、上田の鹿島でのプレーもハイライトで観ました。多彩なシュートパターンを持っている選手だし、力強いし、意思も強い選手だなと思っています。林は五輪でもポストプレーですごく絡んでいて、身体を張る部分とか、いまもヨーロッパで何得点か取っていると思うんですけど、いろんな経験を積んできている選手ですよね」

　それぞれの特長をしっかりと言葉にして絶賛した南野は、続けて「２人ともチームにとってすごく頼りになる選手。若いですけど海外で見ると、そんなに若い年齢でもないと思うので、２人はFWですし、もしチャンスがあったらゴールで引っ張ってほしい」と語った。

　怪我人が多いなか、森保一監督はオーストラリア戦でいったい誰をFWで起用するのか。運命の大一番、指揮官の起用法と前線の連係にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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