カタール・ワールドカップのアジア最終予選も、残りあと２試合。３月24日に敵地でオーストラリアと対戦し、同29日にホームでベトナムと相まみえる。
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　豪州戦で勝てば、７大会連続のW杯出場が決まる。総力を挙げて挑む今回の３月シリーズで、大迫勇也、酒井宏樹と、２人の主力が怪我のため不参加となった。

　20日のオンライン取材に応じた長友佑都は、「一緒に長い間、戦ってきた仲間なので残念」と話す一方で、大きな不安は感じていないようだ。

「前回の時も、センターバック２人がいなくて、みなさん心配されていたと思うんですけど、代わりに入った選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せた、そしてチームとしても勝利を収めた」

　１月27日の中国戦、２月１日のサウジアラビア戦は、いずれも２－０の勝利。この２連戦で吉田麻也、冨安健洋という主力センターバックを負傷で欠いたが、谷口彰悟、板倉滉の２人が奮起し、２試合連続のクリーンシートに大きく貢献した。
 

　そうした経験がある。長友は「今回も問題なく、代わりに入った選手たちがしっかりと戦ってくれると思う」と信じて疑わない。

　まずは豪州戦。長友は「この試合に勝ってワールドカップを決めたい。もう、その気持ちだけです」と表情を引き締める。「引き分けとか、そういったことはまったく考えず、勝ちにこだわって、チーム一丸となって戦います」と誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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