「計算してやった。タチが悪い」旗手怜央のタックルへの元主審の見解に地元メディアが猛反論!「なぜ傷つけに行く必要がある?恥だ」

2022年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「旗手ははっきりとボールを取りに行っている」

旗手のタックルが依然として話題となっている。(C)Getty Images

 セルティックに所属する旗手怜央のタックルが、依然として物議を醸している。

 問題となっているのは、3月14日に行なわれたスコティッシュカップ準々決勝のダンディー戦、チームが先制して迎えた前半30分のタックルだ。キーラン・フリーマンに対して遅れ気味に足が入ってしまい、旗手はイエローカードを出された。

 試合直後に、『THE NATIONAL』紙は「足裏を見せてタックルにいったことが映像で分かる」と報道。セルティックのレジェンドOBであるクリス・サットンは、『Premier Sports』で、「ただ、彼は足を引こうとしたと思う。だから、イエローは妥当なんじゃないか。だが、少し幸運だったと思う。別の審判ならレッドカードだったかもしれない」と述べた。

 その後も様々なメディアやご意見番が「イエローカードの判定は正しかったのか」を論じ、セルティックの専門メディア『67 HAIL HAIL』は17日、「3日経った今でも、報道は絶え間なく続いている」と報じた。

 その記事によれば、ともに元主審のスティーブ・コンロイ氏とデス・デローチがポッドキャストでこの判定について議論した。

 前者は「このタックルはタチが悪い。スバイクの裏を見せていたし、かなり計算されていたと思う」と主張。後者も「レッドカードでなければならなかった。多くの人が突進ではないと言っているのは知っているが、地面に着いた後、彼はタックルをやめる時間があったが、続けることを選んだ。足裏がわずかに見えていたし、相手の安全について考えていなかった」と指摘した。

【動画】イエローカードは妥当? 物議を醸している旗手の激しいタックル
 こうした批判に対し、同メディアは「この特定の瞬間を『計算された』と言うのは非常に不公平だ。それは、旗手がフリーマンを傷つけに行くという考えを持っていたことを示唆している。そうではなかったことは明白だ」と猛反論。こう続けている。

「旗手ははっきりとボールを取りに行っている。彼は(遅れて)もう奪えないことに気付くと、すぐに足の角度を変えようとしているのがわずかに分かる。もし彼がフリーマンを傷つけるつもりだったとしたら、いったい彼は何を気にしたのか? この時は、1-0でリードして快適な状況だった。なのに、なぜ突然ゲームを危険にさらすようなことをしようと思うのか?」

 同メディアは怒りを込めて、こう締めくくっている。

「この特定の事件では、誰もが旗手を嘲笑し、彼の意図について虚偽の主張をしたいと思っているようだ。絶対的に恥ずべきことだ。これはイエローカードであり、それ以上のものではない。議論は終わりだ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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