「一番はインサイドハーフ」森保監督が旗手怜央の起用法に言及。複数ポジションでのプレーも示唆

2022年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレーの部分もチームとフィットしてきている」

旗手がW杯アジア最終予選に挑む代表メンバーに選出。森保監督が起用法に言及した。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の森保一監督が3月16日、ワールドカップ・アジア最終予選に挑むメンバーに招集した旗手怜央の起用法に言及した。

 旗手は昨年末に川崎フロンターレから、スコットランドの強豪セルティックへ完全移籍。1月の23節・ハーツ戦では、出場2試合目ながら強烈なミドルシュートで移籍後初ゴールを挙げ、その後もチームを勝利に導く活躍を続けている。

 森保監督は、新天地で存在感を示す旗手を、「スコットランドでの生活に慣れてきているということも確認できて、かつ、プレーの部分もチームとフィットしてきている」と分析。そのうえで、「最近のパフォーマンスを見て、招集させてもらいました」と選出理由を述べた。
 
 また指揮官は旗手の代表での起用法について、本人の良さが最も出るのは、中盤であるとの見解を口にした。

「彼がいまやっているポジションが一番良いポジションかなとは思っています。セルティックではインサイドハーフで多くの時間プレーしている。そこが一番彼がプレーしやすいところかなと」

 ただ、「我々の代表活動においては、同じシステムだけでなく、そして同じポジションだけではなく、複数のポジションでの起用も考えて招集をさせてもらっています」とひとつの起用法だけにとらわれない考えを示した。

 現在グループBで2位の日本は、24日にアウェーでオーストラリアと、29日に埼玉スタジアム2002でベトナムと対戦。W杯出場を懸けた重要なラスト2試合がいよいよ始まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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