大分が長沢の終了間際の劇的同点弾で鹿島相手に貴重な勝点1! FC東京対磐田は両者譲らずスコアレスドロー【ルヴァン杯】

2022年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京はH・トレヴィザンが一発レッドで退場に…

大分は長沢の終了間際の同点ゴールで貴重な勝点1を手にした。写真:徳原隆元

 ルヴァンカップは3月15日、グループステージ第1節の2試合が行なわれ、両試合ともにドローで決着した。

 Aグループでは、大分トリニータと鹿島アントラーズが対戦。試合は開始3分にさっそく動く。ペナルティエリア右からの荒木遼太郎の浮き球のパスに染野唯月が頭で合わせて、鹿島が先制する。

 しかし大分がすぐさま反撃。14分に呉屋大翔が低い弾道のシュートをゴール右隅に決めて同点とすると、その6分後には呉屋のシュートのこぼれ球を押し込んだ屋敷優成のプロ初ゴールで早くも逆転に成功する。

 追いかける鹿島は後半開始から新加入の鈴木優磨を投入。攻撃に厚みを加えて攻勢を強めると、62分に獲得したPKをキッカーのディエゴ・ピトゥカが冷静に沈めて追いつく。さらに75分にも、PKを上田綺世が決めて1点をリードしたが、終了間際の90+1分にセットプレーから長沢駿にネットを揺らされ、試合は3-3のドローに終わった。
 
 Dグループでは、FC東京とジュビロ磐田が相まみえた。序盤からボールを保持するFC東京がサイドから攻撃を仕掛けるも、相手の堅守に苦戦し、なかなかシュートを放てず。一方で磐田はセカンドボールを拾って速攻を仕掛けるが、フィニッシュの精度を欠いて決定機を生かせず。スコアレスで前半を折り返す。

 FC東京は60分、裏へ抜け出したファビアン・ゴンザレスを倒してしまったエンリケ・トレヴィザンが決定機阻止で一発退場に。数的不利となり磐田の猛攻を受けるも、最後まで粘り強く守り切り、スコアレスドローで決着した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鹿島が開始3分に先制! 染野唯月がヘディングで流し込む
 

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