時間稼ぎをする相手に思わず…38歳の元ポルトガル代表FWが取った衝撃行動が反響!「その姿は笑いの金字塔だ」

2022年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シミュレーションに罰を与えることを始めなければならない」

ポルトガル代表としてロシアW杯にも出場したカレスマ。38歳となった今もなお、勝利への執念はすさまじかった。(C)Getty Images

 1秒も無駄にできない状況で、38歳の大ベテランが最終手段に出た。

 現地時間2月13日に開催されたポルトガル・リーグ第22節で、6位のギマラエスは最下位のベレネンセスと対戦。ここまでわずか2勝と低迷する相手に是が非でも勝点3が欲しいところだったが、50分に先制を許すと、その後も得点を奪えず、ついには後半アディショナルタイムに突入する。

 すると92分、相手MFアフォンソ・ソウザがピッチに倒れ込み、あからさまな時間稼ぎにかかる。これに対し、文字通り自らの手で問題解決を試みたのが、リカルド・カレスマである。なんと、ピッチに寝そべるソウザを無理やり抱き上げ、そのまま外へ出そうとタッチラインへ向かったのだ。

 ただ、すぐさまベレネンセスの面々に道をふさがれた結果、カレスマの企ては未遂に終わり、そのまま小競り合いへと発展した。

【動画】解説者も爆笑!38歳の大ベテランが時間稼ぎをする21歳に取ったまさかの手段

 クリスチアーノ・ロナウドの1歳年上で、ペペの1学年下にあたる元ポルトガル代表FWが思わず取った行動には、中継の解説者も爆笑。SNS上でも反響を呼んでおり、気付けば痛がる素振りを全く見せなくなっていた背番号10への批判を含め、様々な声が上がっている。
 
「シミュレーションに罰を与えることを始めなければならない」
「カレスマは決して期待を裏切らない」
「トルコを見た男は違う」
「負傷したベレネンセスの選手を懸命にサポートするカレスマ」
「カレスマによるお姫様抱っこ」
「ストレッチャー隊は必要ない」
「彼は傷も癒す」

 また、英メディア『SPORT BIBLE』も「カレスマが時間を浪費している選手を抱き上げ、運び出す姿は笑いの金字塔だ」と題し、「私たちも彼と同じことをしただろう。フェアプレーだ。ベレネンセスはそのまま勝利を収め、今シーズン3勝目を挙げただけだった。時間の浪費は芸術と言えるかもしれない」と皮肉たっぷりに伝えている。

 かつてはバルセロナ、ポルト、インテル、ベジクタシュといった各国の名門を渡り歩き、2020年からは再び母国に戻り、現クラブでプレーしているカレスマ。勝利への執念は40代が近付いた今もなお、人一倍だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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