「外科医のメスのように正確なパス」旗手怜央の“プレ・アシスト”を地元メディアが激賞!「ハタテはMFのロールスロイスだ」

2022年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「セルティックにはレオ・ハタテがいる」

敵の虚を突くパスで2点目を演出した旗手。(C)Getty Images

 セルティックは2月13日、スコティッシュカップ5回戦でレイス・ローバーズに4-0と快勝した。先発フル出場した旗手怜央に、地元紙が独特の表現で賛辞を寄せている。

 前半に先制したセルティックは、68分に追加点を奪うと、直後に途中出場した前田大然もすぐにゴールを奪取。終了間際にも加点し、大量4ゴールを奪って準々決勝に駒を進めた。

 だが、『THE SCOTSMAN』は「トーストに豆を乗せたもののような日だった」と、好調が続いていたセルティックにとって、万全のパフォーマンスではなかったと報じている。

「ウィンターブレイクが明けてから、我々はアンジェ・ポステコグルー監督たちが提供するヒレステーキをむさぼり食べることに慣れていた」

 そのうえで、同メディアは「だが、そういったときでもチーム全体の自信は変わらない」と、現在のセルティックの強さを強調。さらに、「セルティックにはレオ・ハタテがいる」と、グラスゴーにやって来て以降、たびたびの活躍で高く評価される日本人MFに賛辞を寄せている。

「彼はMFのロールスロイスだ。一定でないときもあるかもしれないが、彼はこの国で最もポジティブな選手のひとりである。彼のパスは正確で計算されており、まるでメスを持つ外科医のようだ。ジョッタへの彼のパスがレイスを広げ、(ギオルゴス・)ギアクマキスの追加点」

【動画】「外科医のメスのように正確」と現地絶賛! 旗手のプレ・アシストをチェック

 デビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、2試合目で初ゴールを記録し、宿敵レンジャーズとのオールドファームでは2得点・1アシストと大暴れ。古橋亨梧が負傷で離脱している中、セルティックをけん引する旗手の人気はうなぎのぼりだ。

 加入から1か月強で市場価値は右肩上がり、シーズン後のステップアップも騒がれる旗手のパフォーマンスは、ますますスコットランドの人々を魅了している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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