２月12日に行なわれる富士フイルム・スーパー杯（浦和レッズ戦）の選手起用について、川崎フロンターレの鬼木達監督が言及した。

　川崎は今シーズン、横浜FCでキャプテンを務めていた瀬古樹や大卒ルーキーの佐々木旭と松井蓮之、U-18から昇格を果たした五十嵐太陽など、７名を補強。そのなかでも、とくに注目を集めるのは、北海道コンサドーレ札幌から完全移籍で加入したタイ代表のビッグネーム・チャナティップだ。

　富士フイルム杯での起用について、鬼木監督は「詳しくは言えないですけど、今日の最終調整の具合によってかなと思っています」と明言は避けたが、「いろんな選手にチャンスがあればいいと思っている」とも口にしている。
 

　また得意のドリブル突破やキープ力を武器に、即戦力として期待されているチャナティップが、チームにもたらす影響を次のように語っている。

「単純に技術はトップクラスなので、改めて、なかなかいない選手だなと思っています。そういう意味で言うと、チームと融合していろんな驚きだとか、それは観ている人にもそうですし、一緒にやっている仲間にも刺激を与えて、一段上のアイデアだとか、イマジネーションが出てくるような、そういうチームになっていければいいなと思います」

　指揮官も「100パーセントの姿勢で戦って、やるからには勝負にこだわりたい」と意気込む一戦で、"タイの英雄"の出場はあるのか。富士フイルム杯は明日、日産スタジアムで13時35分にキックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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