鈴木啓太が語る古巣・浦和の優勝へのポイントは?
アテネ世代の松井大輔と鈴木啓太がYouTubeで対談した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
元日本代表の松井大輔が2月4日、自身の公式YouTubeチャンネルで新たなコンテンツ公開。鈴木啓太とのコラボトークで、今回は2022年のJリーグをテーマに様々な角度から語り合っている。
実は小学生時代、松井の地元・京都で行なわれた招待試合で対戦していたというふたり。大会の決勝では、鈴木のいる清水FCに0-7で大敗したという松井の苦いエピソードからトークが展開された。
実は小学生時代、松井の地元・京都で行なわれた招待試合で対戦していたというふたり。大会の決勝では、鈴木のいる清水FCに0-7で大敗したという松井の苦いエピソードからトークが展開された。
2022年シーズンのJリーグに話が移ると、「浦和レッズはよく見てる」という鈴木は、クラブが打ち出す3年計画を説明しつつ、昨年の浦和について「選手をものすごく入れ替えながら、血を変えるぐらいの大きな手術をしてるんだけど、そこで(昨季)6位という成績は良いと思う。素晴らしいと思う」と言及。しかし一方で、「昔からの浦和レッズを想像しているレッズサポーターとか、チーム編成みたいなものに関して言うと、若干物足りないという声は多い。選手の移籍含めてね」と厳しい見方があることも指摘した。そのうえで、昨年来、クラブはキャスパー・ユンカーや酒井宏樹、江坂任らチームの軸となる選手を獲得したものの、優勝を狙うには「もう少し点の取れるFWをピンポイントで獲得しないと厳しい」とポイントを挙げた。
一方の松井は、「この前神戸を見たけど、前に大迫君と武藤君はセコイよ」と独特の表現でヴィッセル神戸の攻撃力の高さについて言及。「ボーンと大迫君に蹴るだけでプレス回避になるし、相手は前からはめられなくなっちゃう。それで武藤君が走るわけでしょ。で、イニエスタがタクト振ってるわけでしょ? これ凄いよ」と神戸の規格外のキャスティングを絶賛すると、鈴木もさらにディフェンスが安定すれば、「アジアで優勝を狙えるチームになる」と応じた。
気になっている選手では、鈴木が鹿島アントラーズの荒木遼太郎を推挙。昨季十代で城彰二氏以来の二桁得点をマークした鹿島の新10番を「これは良い選手ですよ」と一押しすると、松井は「前田大然、僕は好きですね」と昨季まで横浜に在籍した韋駄天FWを指名。「はい、走ってくださいみたいな。パッサーとしては凄く楽なので」と一緒にプレーしてみたいタイプの選手として、その名を挙げていた。
その他、動画ではともに日本代表や浦和レッズで共闘した盟友の阿部勇樹の引退にまつわるエピソードや、松井の引退後のセカンドキャリアについて、和気あいあいとトークが展開された。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
一方の松井は、「この前神戸を見たけど、前に大迫君と武藤君はセコイよ」と独特の表現でヴィッセル神戸の攻撃力の高さについて言及。「ボーンと大迫君に蹴るだけでプレス回避になるし、相手は前からはめられなくなっちゃう。それで武藤君が走るわけでしょ。で、イニエスタがタクト振ってるわけでしょ? これ凄いよ」と神戸の規格外のキャスティングを絶賛すると、鈴木もさらにディフェンスが安定すれば、「アジアで優勝を狙えるチームになる」と応じた。
気になっている選手では、鈴木が鹿島アントラーズの荒木遼太郎を推挙。昨季十代で城彰二氏以来の二桁得点をマークした鹿島の新10番を「これは良い選手ですよ」と一押しすると、松井は「前田大然、僕は好きですね」と昨季まで横浜に在籍した韋駄天FWを指名。「はい、走ってくださいみたいな。パッサーとしては凄く楽なので」と一緒にプレーしてみたいタイプの選手として、その名を挙げていた。
その他、動画ではともに日本代表や浦和レッズで共闘した盟友の阿部勇樹の引退にまつわるエピソードや、松井の引退後のセカンドキャリアについて、和気あいあいとトークが展開された。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部