批判を跳ね返した長友佑都は、今後も先発で起用すべきか。内田篤人の見解は?「途中で代わるのは…」

2022年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「対人強いですね、守備もさぼらない」

躍動した長友(右)を内田氏(左)も称賛した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 批判を浴びていた先輩SBを称賛した。

 日本代表は2月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦で、首位のサウジアラビアと埼玉スタジアムで対戦。32分に伊東純也のクロスから南野拓実が先制ゴールを挙げると、50分には伊東の4戦連発となるスーパーゴールで追加点を奪い、2-0の快勝を飾った。

 この試合で攻守に気持ちの籠ったプレーを見せ続けたのが、左SBの長友佑都だ。5日前の中国戦では精彩を欠き、交代で入った中山雄太が活躍したこともあって、厳しい言葉が浴びせられていた35歳は、汚名返上のパフォーマンスを披露。68分に中山と交代するまで、1対1の守備で強さを発揮しただけでなく、伊東の追加点をアシストするなど躍動した。

【関連動画】「思わず大きな声が出た」内田篤人も絶賛!長友クロス→伊東純也の衝撃ゴール!
 その長友とかつて日本代表で両SBを担った内田篤人氏は、テレビ朝日の「報道ステーション」で、先輩のプレーを激賞した。

「おそらく途中で代わるのは計算に入っていたと思う。そこまでに自分の力を出し切ろうというのが、スタートから伝わりましたし、対人強いですね。守備もさぼらない。仲間をカバーするカバーリングの距離も長かった」

 名門シャルケで活躍した名SBは、「そういうのは周りの選手に熱が伝わるんで、今後も長友選手は必要だなと思わせてくれるパフォーマンスだった」と続けている。

 当面は、長友を継続起用すべきという見解のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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