“移籍直後”の前田大然が招集されたワケ。森保監督は「ポステコグルー監督が大然を知っているのが大きい」

2022年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

期待するのは「ゴールです」ときっぱり

前田の日本代表招集の理由を森保監督が明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会(JFA)は1月22日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選に臨む日本代表メンバーを発表。会見で森保一監督が、セルティックへ移籍したばかりの前田大然を招集した理由を明かした。
 
 前田は昨シーズン、横浜F・マリノスで23ゴールを挙げてJ1リーグ得点王に輝いた。そうした活躍が評価され、昨年12月末にスコットランドの強豪セルティックへ移籍。ハイバーニアンとのデビュー戦でいきなりゴールを決めるなど、存在感を示している。
 
 これまで、移籍した直後の選手の招集を避けてきた傾向にある森保監督は、今回、前田を招集した理由について以下のように説明した。
 
「今回、前田大然を移籍して1試合しか出場していないなかで招集したのは、まず大然のキャラクター、プレーのクオリティを知っている監督がいるチームへの移籍だったということがすごく大きい。移籍した直後、監督が選手の特徴を知らないなかで、起用法など、(考えが)揺れるなかでなら、招集を控えていたかもしれない。(アンジェ・)ポステコグルー監督が大然を知っているのが大きいです」

 また、前田に代表で期待することに対しては、「ゴールです」と一言。新天地でさっそく結果を出した前田は、この勢いを代表でも継続できるのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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