「渡航に障害があった」STVV加入発表の香川真司、10日が経過も現地入りが叶わず…現地紙が懸念示す

2022年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

STVV会長も香川の加入に見解「彼はとてもハングリー」

1日も早い合流が待たれる香川。(C)STVV

 ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)への加入が発表された香川真司だが、未だ現地入りしていないようだ。ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が20日付けで伝えている。

 先月、ギリシャ1部PAOKとの双方合意の上での契約解除が発表された32歳日本人MFは、1月10日にSTVVに加入することで合意したと発表。しかし、10日が過ぎても現地入りが叶っていないという。

「発表からこれだけの時間が経っても新天地に到着していない。当初の予定では、香川は1週間前にベルギー行きの飛行機に乗るはずだった。だが、渡航に際して行政の障害があり、そうならなかった。我々の調査によれば、ベルギーに行くためのビザを取得するため、警察からの証明書が必要だったが、それが見つからなかったためだという。だが、この問題は金曜日には解決する見込みだ。そのため、来週にはベルギー入りするとみられる」

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 また、ダビド・ミーカー会長は現地局『TVL Sportcafe』の取材に応じ、香川についてこのように述べたという。

「近年はあまり成功を収めているとは言い難い選手だ。だが30歳前半だし、トップ下であれば何かをもたらしてくれる、そして若い選手に何かを教えてくれると想定している。

 我々の予算の60%は日本からの取引によるものだ。商業面での成功はもちろん望むが、日本の友人たちは彼の到着をとても喜んでいるし、スポーツ面での成功を収めてからこそ考えるべきものだ。幸いなことに、彼はとてもハングリー。『STVVで自分を見せたい』という意欲に満ちている。適応にも期待ができると思う」

 ブンデスリーガのドルトムント、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドというビッグクラブの経験も持つ香川だが、スペイン2部サラゴサ、PAOKでは満足のいくプレーができていたとは言い難い。日本のスター選手は、ベルギーで再びその実力を発揮することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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