「何度もボールを失った」チェルシー指揮官、批判騒動もあったルカクに苦言!「もちろん彼をサポートしたいが…」

2022年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳴り物入りでチェルシー移籍もわずか5ゴール

ルカク(右)はトゥヘル監督(左)の信頼を取り戻すことができるか。(C)Getty Images

 現地時間1月15日に開催されたプレミアリーグ第22節で、チェルシーは勝点10差で首位のマンチェスター・シティと敵地で対戦。逆転優勝に望みを繋ぐために、是が非でも勝利が欲しかったが、70分にケビン・デ・ブルイネに奪われた1点で、0-1と痛恨の敗北を喫した。
【動画】ルカクが決定機を生かせず…デ・ブルイネの美弾に屈したチェルシー、マンCとの勝点差は13に

 無断でイタリア・メディアのインタビューを受け、戦術批判ともとれる発言をしたことで、前節のリバプール戦(△2―2)ではメンバーから外されたロメル・ルカクはこの大一番に先発出場。しかし、ビッグチャンスも迎えながら最後の局面で精度を欠いたほか、全体的に孤立したプレーが目立ち、チーメイトのサポート不足に苛立っている様子も見受けられた。

 英メディア『90min』によれば、トーマス・トゥヘル監督は試合後のインタビューで、このベルギー代表FWに言及。「時にはサポートを行なう必要があるし、期待できる場面で何度もボールを失った。もちろん、我々は彼をサポートしたいが、彼はチームの一員なんだ。前線のパフォーマンスは、はるかに良くすることができる」と苦言を呈した。
 
 さらにドイツ人指揮官は「8、9回のカウンターのチャンスがあったが、我々はボックス内で(ボールに)触れることができなかった。これには不満だ。チャンスを逃すことはある、そのことに不満はないんだ。決定力やタイミングが、このレベルのフットボールで求めているものではなかった」とも語っている。

 昨シーズンにインテルで24ゴールを挙げ、11年ぶりのスクデット獲得の立役者となったルカク。1億1500万ユーロ(約143億8000万円)の移籍金で「子どものころから応援してきた」というチェルシーに復帰したが、ここまでプレミアリーグでわずか5ゴールと期待されたパフォーマンスとは程遠い結果に終わっている。

 28歳のストライカーは、このまま「失敗」の烙印を押されてしまうのか。それとも自慢の決定力を取り戻すのか。チェルシーの浮沈をカギを握っているのは、この男かもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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