「キャプ翼かよ」新潟“キングケン”の神業オーバーヘッドに賛辞の嵐!「何度見ても飽きないな」【2021総集編】

2021年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これは芸術的」「プスカシュ賞ください」

9節・栃木戦で圧巻のオーバーヘッド弾を決めた矢村(39番)。来季の契約も更新し、さらなる活躍に期待がかかる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 今年も残すところあと3日となった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、新潟FW矢村健が決めたゴラッソを振り返る。

記事初掲載:2021年4月22日

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 アルビレックス新潟の矢村健が、スペクタクルなゴールを決めてみせた。

 4月21日のJ2リーグ第9節、アウェー栃木SC戦。8分、右サイドから高木善朗が抑えのきいた高精度クロスを供給。ゴール前でスタンバイしていた矢村は、軽やかに身体を宙に浮かせてオーバーヘッド。右足で完璧にミートして、ゴール左に叩き込んだ。

 前節のツエーゲン金沢戦では5試合ぶりのベンチ入り。65分に投入されて今季初出場を果たすと、77分に決勝点をマーク。そして今節の栃木戦で今季初スタメンを飾ると、またもや結果を出してみせる。しかも、誰もが認めるファインゴールで。
【動画】「キャプ翼かよ」矢村健の神業オーバーヘッド!
 クラブの公式ツイッターは「スペクタクル!!キングケンこと矢村健選手のオーバーヘッドキックがさく裂。激闘の幕を開けたのは美しいゴール」と題して、この衝撃弾の動画を投稿すると、賛辞の声が集まった。

「これえぐすぎませんか??」
「何度見ても飽きないな」
「キャプ翼かよ」
「息を呑んだゴラッソ」
「シビれる~」
「キングケンの実力を見た瞬間」
「プスカシュ賞ください」
「これは芸術的」
「アルベルト監督のびっくり顔が最高」
「ベンチメンバーが頭抱えてるのが良い」

 試合は矢村のゴールで新潟が先制も、前半のうちに追いつかれ、後半に逆転を許す展開。時計の針は90分を回り、このままタイムアップかと思われたアディショナルタイム、CKから千葉和彦がヘッドでチームを救う値千金の同点弾! 粘り強く勝点1をもぎとった。

 9節を終えた時点で、新潟の成績は7勝2分の勝点23。いまだ負けなしでスタンディングのトップに立つ。栃木戦での鮮烈な先制点と劇的な同点ゴール。勝ち切れなかったものの、現在の勢いを象徴するようなドローだった。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【PHOTO】力強い手拍子で選手を後押ししたアルビレックス新潟サポーター!
 

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