東京五輪代表FW遠藤純が海外移籍!「もっと世界で戦える、応援される選手になりたい」

2021年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたい」

アメリカのエンジェル・シティFCに完全移籍する遠藤。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

 WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザは12月21日、FW遠藤純がエンジェル・シティFC(アメリカ)に完全移籍することを発表した。

 世代別代表の常連で、なでしこジャパンでは19年の女子ワールドカップや今夏の東京五輪にも出場した遠藤は、クラブの公式HPで以下のようにコメント。

「この度、AngelCityに移籍をすることを決断しました。ベレーザでプレーした3年間は、私のサッカー人生の中で大きな財産となりました。永田ヘッドコーチのもとで日々トレーニングをしたことで苦手を得意に変えることができましたし、一つ一つのプレーを追求することで、サッカーがより大好きになりました。素敵なスタッフの皆さんや仲間、サポーターの方々に囲まれた環境でプレーできたことに心から感謝します」

 新天地では、さらなるレベルアップを期す。

「東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて世界の選手と比べてかなり劣っているとを痛感しました。だからこそ、今の自分を変えてもっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思いこの移籍を決めました」

 そして「約3年間、本当にありがとうございました」と感謝を伝え、次のように続ける。

「WEリーグ初年度をベレーザで戦うと決めていながら、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思っていますが、今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたいと思います」
 
 海を渡る前に、25日から始まる皇后杯での活躍を誓う。

「ベレーザに関わるすべての皆さんへの感謝の気持ちを大切にし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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