フランクフルト鎌田大地、待望の今季ブンデス初ゴールが決勝点に! ヒュッター監督が率いるボルシアMGに敵地で逆転勝利

2021年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

数的不利になってからは長谷部もピッチに登場

ブンデスで待望の初ゴールをマークした鎌田(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月15日、ブンデスリーガ第16節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、アウェーでボルシアMGと対戦した。

 昨シーズンまでフランクフルトを率いていたアディ・ヒュッター監督が率いるホームチームとの対戦で、鎌田は定位置となった2シャドーの一角、長谷部はベンチスタートとなった。

 6分にノイハウスにゴールを許して失点し、28分には先発したヤキッチを負傷交代で欠くという波乱の幕開けとなった。しかし、辛抱強く守り、攻め続けたアウェーチームは、45分にボレのゴールで同点に追いつき、1-1で前半を折り返す。

 50分にリンストロームで逆転に成功するも、直後にPKを与えてしまい、2-2となる。一進一退の攻防が続くなか、55分にカウンターからボレとのワンツーで一気に前線に飛び出した鎌田がDFを背負いながらもGKの位置を冷静に見極め、左足で蹴りこんだ。

【動画】鎌田の今季ブンデス初ゴールをチェック! 待望の得点は貴重な勝ち越し点に
 背番号15の今シーズンブンデス初ゴールで勝ち越しに成功したフランクフルトだが、70分にトゥタが今日2枚目のイエローカードで退場。数的不利となった状況で、73分にはワントップのボレにかえて長谷部が投入される。

 その後はホームチームの猛攻に遭うが、37歳のベテランや守護神トラップの奮闘もあり、アディショナルタイム4分も消化し、3-2で勝利を収めた。前節レバークーゼン戦に続く2試合連続の逆転勝利となり、暫定7位に浮上している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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