ユベントスを退団し、古巣ボカに復帰したカルロス・テベスの入団セレモニーが７月13日、ボカの本拠地ボンボネーラで行なわれ、集まった４万人のファンは英雄の帰還に酔いしれた。
 
　ボカのダニエル・アンジェリッシ会長と会見に臨んだテベスは、
 
「集まってくれた人たちに感謝したい。ずっと恋しかった。（復帰は）１年前から真剣に考えていたんだ。
 
　シメオネにも誘われていた。アトレティコに来ないかって。嬉しかったけど、でも、ここに帰ってきたかった」
 
　と復帰の喜びを表すとともに、タイトル獲得に貢献したいと意気込みを述べた。
 
「ピークの状態で戻ってきた。いま、ほんとに調子が良いんだ。ちょっと前、26～27歳の頃は確かに太ってた。でも、いまは最高の状態にあるんだ。フィジカル的にもメンタル的にもね」
 
　注目の背番号が10番に決まり、テベスは「ボカの10番といえばリケルメ。彼はクラブにとっても、俺にとってもアイドルだった。彼を抜くことは無理だけど、俺は俺らしくやるよ」と語った。
 
　なお、テベスは７月14日からチーム練習に合流し、18日に行なわれるホームでのキルメス戦でデビューする予定だ。

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