「私もユナイテッドでプレーしていたら…」アンフィールド帰還のジェラード、盟友の移籍いじりで笑いを誘う

2021年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ソフトなペナルティ」には不満を露わに

ジェラード(右)が、かつてリバプールで共闘したオーウェン(左)をいじり、笑いを誘った。(C)Getty Images

 アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督が、盟友に軽快なジョークを飛ばした。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間12月11日に開催されたプレミアリーグ第16節で、ビラは敵地アンフィールドでリバプールと対戦。先月11日に新指揮官に就任した元イングランド代表MFにとっては、現役時代に数々の伝説を作った地への凱旋となったが、64分にPKで奪われた1点で敗れ、勝点を持ち帰ることはできなかった。

【動画】エモすぎる!リバプールのファンから大歓声で迎えられたジェラード監督

 試合後にインタビューに応じたジェラードは、「正直に言えば、両チームのレベルには確かに差がある」と認めながらも、「最終的には我々がソフトだと思っているペナルティのせいで負けてしまった。最初にタイロン・ミングスに対するファウルがあったと考えている」と、PKの判定に不満を露わにした。

【動画】勝負を分けたのは1つのPK!ジェラード凱旋試合をチェック
 
 そして、リバプールやイングランド代表で共にプレーしたマイケル・オーウェンから「みんな様々な形でアンフィールドに戻ったことがあるが、正直なところ、リバプールと対戦するために戻るのは嫌だったよ。自分のホームにチームを連れてきた気分はどうだった?」と尋ねられると、レッズ在籍17年で710試合・186ゴールを記録したスーパーレジェンドは、ユーモアたっぷりにこう答えている。

「もしマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたら、私もここに戻ってくるのは嫌だっただろうね!」

 ジェラードがキャリアの最後を過ごしたロサンゼルス・ギャラクシーに移籍するまで、下部組織からリバプール一筋だったのに対し、同じくユース出身で1歳上のオーウェンはリバプールからレアル・マドリーへ活躍の場を移すと、その後ニューカッスルを挟み、宿敵ユナイテッドに加入していた。

 まさかの"禁断の移籍"いじりに、周囲からは笑いが起こった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のリバプール・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!

次ページ【動画】エモすぎる!リバプールのファンから大歓声で迎えられたジェラード監督

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事