「日本人は誰よりも早起きだ」ドイツで評価を高める22歳、シュツットガルト伊藤洋輝の生活習慣に現地紙が驚嘆!

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「監督と意見交換を行なっている」

ブンデスリーガのデビューイヤーで評価を高めている伊藤。(C)Getty Images

 今夏にジュビロ磐田からレンタルでブンデスリーガのシュツットガルトに加入したDF、伊藤洋輝が、ドイツで躍進している。

 香川真司や現在シュツットガルトの遠藤航を見出したスベン・ミスリンタートSDがスカウトした22歳は、当初はBチームでのプレーが予定されていた。しかし、トップチームに複数のけが人が出るなどのトラブルがあり、シーズン前のキャンプから一軍に帯同。プレシーズンでの働きが評価され、トップチームの一員としてシーズン開幕を迎えた。

 その後、10月からは故障者の影響で3バックの一角で先発する機会が増え、リーグ戦では直近4試合でフル出場。11月26日に行なわれた第13節マインツ戦では、移籍後初ゴールをマークして、チーム6試合ぶりの白星に貢献し、リーグが選出する11月のベストルーキー賞にもノミネートされている。

【動画】利き足とは逆足でゴラッソ! 伊藤洋輝のブンデス初ゴール
 めざましい活躍を見せる伊藤について、現地紙『BILD』は現地9日付けの記事で、「彼はチームのボスの地位までに上り詰めようとしている」と伝えている。

「日本の2部リーグからブンデスリーガの大舞台に活躍の場を移した伊藤は、チーム内で影響力を持つようになっている。ペッレグリーノ・マタラッツォ監督は彼を高く評価しており、才能豊かなレフティと定期的な意見交換をしている。日本人は規律正しく、勤勉で、集中力がある」

 そして、ある習慣が、シュツットガルトの関係者を驚かせていると紹介している。

「彼は本当に早起きだ。いつも関係者の中で一番最初にクラブハウスに到着し、朝食をとっている。練習場に出てくるのも早すぎるくらいだ。かつてカールスルーエに所属していた山田大記は伊藤と夏までの同僚であり、我々の取材に『ヒロキがドイツのサッカーに慣れるまでには数か月が必要だと思っていた』と語った。しかし、彼は驚くほど速く適応している」

 現時点ではレンタル加入の伊藤だが、マタラッツォ監督は40万ユーロ(約5000万円)とされる買取オプションを行使し、チームに迎え入れる意向を明らかにしている。若きDFはこのまま躍進を続け、遠藤とともに1部残留に貢献することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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