現地時間12月９日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ最終節で、首位のレスターはナポリと敵地で対戦し、２-３で惜敗。この結果、一気に３位に転落し、それぞれ古橋亨梧、堂安律が所属するセルティックやPSVなどと共に、新設のヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）へ回ることになった。

　英衛星放送『Sky Sports』によれば、失意のブレンダン・ロジャース監督は、ECLは眼中になかったと明かしている。

「正直に言うと、あの大会が何なのかも知らないんだ。私はヨーロッパリーグと、このグループでの勝利に集中していたし、最低でも２位になることを考えていたからね。大会には失礼だが、それが何のかよく分からない。まあ、すぐに分かるとは思うけどね」
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　レスターはリーグ戦でも直近６試合でわずか１勝に留まり、現在11位と中位に甘んじている。「チームには若い選手がたくさんいる」と語る48歳の北アイルランド人指揮官は、苦境脱却への鍵はメンタル面にあると考えているようだ。

「今シーズン、彼らにはより大きな要求があり、様々なシステムや形でプレーしてきた。個々の選手は、マーカーをきっちり追ったり、クロスを止めたりするメンタリティを持っているかどうかにかかっている。

　今夜はオフェンス面では良かったが、ディフェンス面では十分ではなかった。（ハーフタイムに）選手たちに言ったのは、ギャップを埋めて、ゲームの"汚い"部分をやろうということだ」

　昨シーズンは終盤に急失速し、あと一歩のところでチャンピオンズ・リーグの出場権を逃したレスター。今季はELの決勝トーナメント進出が叶わず、残されたECLで結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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