ノルウェーで起こった仲間割れが、世界中で注目を集めている。

　11月28日に開催された国内リーグ第28節で、バイキングはクリスチャンスンと敵地で対戦し、３-２で勝利を収めた。この一戦で前代未聞のバトルが勃発したのは、試合終了間際の後半アディショナルタイムだった。

　３-２とリードしているにもかかわらず、バイキングのDFデビッド・ブレカロとGKパトリック・グンナルソンが、顔を突き合わせて大喧嘩。その流れで、激高したブレカロはグンナルソンを小突くと、アイスランド人守護神は芝居がかった仕草で顔を抑え、ピッチへ倒れ込んだのだ。

【動画】味方に倒され、大袈裟に倒れ込む…勝利目前で起こった衝撃の仲間割れ（35秒～）

　主審はこれをグンナルソンへの暴力行為として、ブレカロへレッドカードを提示。他の選手たちにグンナルソンから引き離された22歳は、不満気にピッチを後にしている。
 

　勝利目前で起こった身内闘争に、英紙『The Sun』は「ノルウェーのクラブのGKが、自分のチームメイトを退場させるためにダイブした、驚愕の瞬間だ」と反応。また、SNS上でも当該映像が拡散されており、ファンからは「めちゃくちゃだな」「※味方同士です」「これほど愚かなレッドカードを見たのは久しぶりだ」「その後のドレッシングルームが興味深い」といった声が続々と集まっている。

　しかし、ほどなくして２人の関係は修復されたようだ。クラブの公式インスタグラムでは、「Friends 2021 Power & Love」と、帰路の空港で肩を組む２ショットが公開されている。

【画像】大雨降って地固まる…？ 大喧嘩の２人が帰りの空港で見せた熱い友情ショット

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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