【ACL出場権争い】3位を巡る戦いに決着! 最終節は天皇杯の結果次第で可能性のある4位争いが焦点に

2021年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

4位名古屋が敗れたため、神戸の3位が確定、ACL出場権を獲得

来季、再びアジアの舞台で戦うことが決まったイニエスタ。果たして神戸を高みに導けるか。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは11月27日、37節の10試合が開催され、来季のACL出場権が懸かる3位争いにもケリがついた。
 3位のヴィッセル神戸はホームで2位の横浜F・マリノスと対戦。神戸は23分に前田大然に先制点を許すと、反撃を試みるもネットを揺らせず。逆に終盤、仲川輝人に追加点を許し万事休す。0-2で敗れた。神戸は勝点70にとどまった。

 一方前節まで4位の名古屋グランパスは、敵地でセレッソ大阪と対戦。前半を0-0で折り返すと、名古屋は67分に柿谷曜一朗のゴールで先制する。だが、終盤の80分に藤田直之、87分に西尾隆矢の得点で逆転された名古屋は1-2で敗戦。勝点65にとどまる。この結果、最終節で名古屋は神戸を逆転することが不可能となり、神戸の3位が決定。神戸が来季のACL出場権を獲得した。

 また前節5位の鹿島アントラーズは、ホームでサガン鳥栖と対戦し、1-0で勝利。上田綺世の今季14点目で先制した鹿島は、1-0で勝ち切った。鹿島は勝点を66に伸ばし、名古屋をかわして4位に浮上した。

 前節6位で、天皇杯も勝ち残っている浦和レッズは、ホームで清水エスパルスと対戦し、0-1の敗戦。浦和は勝点62で6位にとどまる結果となった。浦和は、現在勝ち残っている天皇杯で優勝すればACL出場権を獲得できる。

 これで最終節は、天皇杯の結果次第でACL出場権獲得の可能性がある4位争いに焦点が移るが、その座を目指すのは4位の鹿島と5位の名古屋。12月4日の最終節で、鹿島は敵地でベガルタ仙台と対戦。名古屋はホームで浦和と対戦する。4位チームは、天皇杯で勝ち残っているリーグ王者の川崎フロンターレが優勝すれば、ACL出場権を獲得できる。

ACL出場権争い当該チームの試合結果
神戸0-2横浜
C大阪2-1名古屋
鹿島1-0鳥栖
浦和0-1清水

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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