大久保嘉人が今季限りでの現役引退を表明! 前人未踏の“200ゴール”まであと9点

2021年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎時代には3季連続で得点王獲得

今季限りでの現役引退を表明した大久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 セレッソ大阪は11月19日、FW大久保嘉人の今季限りでの引退を発表した。

 大久保は国見高を卒業後、2001年にC大阪でプロキャリアをスタート。Jリーグではヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、FC東京、ジュビロ磐田、東京ヴェルディに所属。川崎時代には13年シーズンから3季連続で得点王を獲得。ここまで、J1通算最多となる191ゴールをマークしている。

 海外ではスペインのマジョルカ、ドイツのヴォルフスブルクでプレーした大久保は、日本代表としては、04年のアテネ五輪、10年の南アフリカ・ワールドカップ、14年のブラジル・ワールドカップなどに出場。日本を代表するストライカーとして国内外で活躍し続けてきた。
 
"決断"を下した39歳の大久保は、クラブの公式ホームページで以下のようにコメントしている。

「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません。この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています。また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます。これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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