カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のオマーン代表対日本代表が現地時間11月16日、オマーン・マスカットのスルタン・カブース・スポーツ・コンプレックスで行なわれ、１-０で日本が勝利を収めた。

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　最終予選初戦で、ホームで０-１で敗れた相手とのリベンジマッチでもあった一戦。主将の吉田麻也もやや穏やかな表情で試合後のフラッシュインタビューに応じた。

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「なかなか点が入らない試合だった。アウェーということで雰囲気も環境も難しいなかで、最後に点を取って勝点３を取れたのは良かった。他会場で（中国対オーストラリアが）引き分けになって、順位も入れ替わったので、僕らにとっては良かったと思います。

　ただ、内容は良くない部分、試合の内容は必ずしも良くなかったので、これから良くしていかないと、苦しくなっていくなと思います」
 

　勝利に決して気を緩めた様子ではなく、一つ山を越えたことで新たな問題点も実感したようだ。「後半は個の力ではがして、後半はチャンスを掴んでいこうと……。最終的にチャンスをゴールにできた。ただ、苦しい試合でしたね」と振り返った。

「まずはこの９、10、11月を乗り越えられたことは良かった。これからチームに戻り、自チームで良いコンディションで試合に出続け、１月に良い状態でホームの試合を迎えられるように。国内組はシーズン後でより難しいとは思いますが、しっかり休んで、１月を良い状態で迎えてほしい。

　次のホーム２試合でも必ず勝利して、このまま結果を出していけば、自力でワールドカップ行きを掴めるところまできた。まだまだ油断はできないし、ひとつのミスで状況は変わる。気を引き締めていきたい」

　この勝利で日本はグループBの２位に浮上。この良い流れのまま、年明けの最終予選を迎えることができれば、森保ジャパンには良い風が吹き続けるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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