【WEリーグ】INAC神戸が無傷の8連勝で首位独走!2位集団は勝点2差に4チームがひしめく混戦に

2021年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

AC長野がアディショナルタイムの2得点で逆転勝利

成宮の今季2ゴール目が決勝弾となり、INAC神戸が8連勝を達成。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 WEリーグは11月14日、第9節の3試合を各地で開催。INAC神戸レオネッサが開幕から無傷の8連勝を飾り、首位を独走している。

 7連勝中のINAC神戸はホームでアルビレックス新潟レディースを迎え撃つ。試合序盤は苦戦する場面もあったが、日本代表GK山下杏也加を中心とした固い守備で得点を許さない。0-0迎えた後半に一瞬の隙を突いて先制する。71分に左CKを得ると、素早いリスタートから水野蕗奈がペナルティエリア内をドリブル突破で切り崩し、グラウンダーのパスを供給。走り込んだ成宮唯がゴールに流し込み、これが決勝点に。

 この勝利でINAC神戸は開幕から無傷の8連勝を達成し、勝点24で首位を独走している。敗れた新潟Lは同5で10位と変わらず。

 6位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、9位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。前半終了間際のCKや、後半立ち上がりのカウンターからピンチを招くものの、無失点で凌ぐと、守備陣の奮闘に攻撃陣が応える。

 67分に左サイドをドリブルで持ち上がった大澤春花がカットインから右足を一閃。強烈なシュートでネットを揺らし先制に成功すると、72分には右サイドから岸川奈津希がピンポイントクロスを供給。ゴール前で鴨川実歩が頭で合わせて追加点をゲット。2-0で勝利を収め、4連勝の千葉Lは勝点14に伸ばし4位に浮上。N相模原は同6で9位のままとなった。
 
 サンフレッチェ広島レジーナは敵地でAC長野パルセイロ・レディースと対戦。広島Rは、スコアレスで迎えた52分に松原優菜の得点で先制するものの、アディショナルタイムに2失点。AC長野の五嶋京香と瀧澤千聖にゴールを許し逆転負けを喫した。広島Rは勝点8で8位に。AC長野は同11で6位に浮上した。

 INAC神戸を追いかける2位集団は、勝点15で2位のマイナビ仙台レディースから同13で5位の日テレ・東京ヴェルディベレーザまで、勝点2差で4チームがひしめく混戦となっている。

 WEリーグ9節の結果は以下の通り。
【11月14日開催分】
千葉L2-0N相模原
INAC神戸1-0新潟L
AC長野2-1広島R

【11月13日開催分】
浦和L3-1仙台L
大宮V0-0EL埼玉

ベレーザ:試合開催なし

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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