「日本代表とは個人能力に差があった」“日本嫌い”のベトナム代表・韓国人指揮官、惜敗に嘆き!「これほど勝点1を獲るのが難しいとは…」

2021年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最終予選の相手は本当に強い」

パク・ハンソ監督が健闘した日本戦を振り返った。(C)Getty Images

 11月11日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節で、ここまで4戦全敗のベトナムは、日本代表をホームに迎え、0‐1で敗れた。

 開始17分に、伊東純也のゴールで先制されると、40分にその伊東に叩き込まれたスーパーゴールはVARに救われたものの、ゴールを奪えず。最後は押し込む時間帯もあったが、最後の局面での精度を欠き、5連敗を喫している。
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 ベトナムを率いるパク・ハンソ監督は試合後のインタビューで、「1ポイントを獲得するのがいかに難しいかが分かった」と嘆いた。現地メディア『SOHA The Thao』が伝えている。

「我々がいいプレーをしたと、0-1の敗戦を称えてくれる人たちには感謝している。だが、祝えるようなものは何もない。それはおかしい。我々はアジアカップでも日本に0-1で負け、また同じスコアで敗れた。選手たちは頑張ったが、両チームの個人能力には差があることを認めなければならない」
 
 さらに、「アジアのトップチームとの対戦では、選手が自信を失ってしまう。自分たちを低く見過ぎてしまうんだ」と経験不足を指摘した64歳の韓国人指揮官は、ベトナムが初めて経験する最終予選の厳しさをこう表現した。

「5試合負けた。ここまでの結果が良くなかったので、この試合でもプレッシャーを受けていた。それは事実だし、それが普通だろう。私のサッカー人生において、これほど1ポイントを獲得するのが難しいと思ったことない。最終予選の相手は本当に強いが、監督として頑張りたい」

「DAZN」が配信したこの試合で解説を務め、ベトナムでのプレー経験がある元日本代表MF松井大輔が、「日本がすごく嫌いで、日本の製品は使わないとか言われたことがある」というエピソードを紹介した名将は、惜敗にも0‐1というスコア以上の差を感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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