現地時間11月11日、ハノイで開催されたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表はベトナムと対戦。17分に伊東純也が挙げた決勝ゴールで１－０の勝利を飾り、３ポイントを積み上げた。

　この一戦をこぞってレポートしたのがほかでもない、お隣り韓国の主要メディアだ。というのも、ベトナム代表を率いるパク・ハンソ監督は韓国出身。歯に衣着せぬ強気な言動など国内で絶大な人気を誇っており、一挙手一投足が注目される人物なのである。強豪の日本を相手に、最終予選で初のポイントをゲットできるかどうかに関心が集まっていたが……残念ながら善戦むなしく、ベトナムは無念の５連敗を喫してしまった。

　韓国のニュースメディア『My Daily』は「パク・ハンソ監督とベトナムは果敢に勝負を挑んだが、またしても砕け散った。ワールドカップへの道はいよいよ閉ざされそうである」と評し、森保ジャパンに対しては次のように論じている。
 

「力関係から考えれば、日本は１－０での勝利に満足はできないだろう。イトウの２点目がVARによって取り消されたとはいえ、より多くのゴールを奪って勝利したかったはずだ。それが、たったの１点しか取れなかったのだから。過去３試合で３得点しか挙げておらず、ゴール欠乏は深刻。後半途中から終盤にかけてアサノ（浅野拓磨）やフルハシ（古橋亨梧）ら攻撃の交代カードを切ったが、いずれも不発に終わった。それでも（３時間後に）オマーンが中国と引き分けたため、日本はポジションを４位から３位に上げている」

　次節は現地火曜日、日本はオマーンとのアウェーマッチに臨む。ここに勝利して３連勝を達成すれば、中国vsオーストラリア戦の結果次第で２位浮上の可能性も出てくる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介！

【W杯アジア最終予選PHOTO】ベトナム０-１日本｜速攻から伊東純也が決勝点！敵地で勝利し、勝点を９に伸ばす！