「万全ではなかった」守田英正は合流が遅れた選手の積極起用をどう感じた?「僕らは怪我をしていようが…」

2021年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プロである以上は理由にならない」

守田がベトナム戦のコンディションについて、「万全ではなかった」と明かした。(C)Getty Images

 日本代表は11月11日、カタール・ワールドカップアジア最終予選の5節でベトナム代表と対戦。17分に伊東純也が奪った1点を最後まで守り抜き、1-0の勝利を飾った。

 アウェー戦での勝点3はもちろん価値のある結果だが、グループBでいまだ未勝利の最下位ベトナム相手に1-0というスコアは、決して満足のいくものではなかった。

 今回森保一監督は、飛行機の遅延トラブルによりチームへの合流が遅れた欧州組をスタートから積極的に起用。そのうちのひとりであった守田英正は、「(コンディションは)万全ではなかったと思います。そこは事実としてはっきり言っておきたい部分です」と明かした。
 
 指揮官からは、「着いたときに、(先発で)いけるかどうかの確認は個人個人にされた」という守田。そのなかで、コンディションが整っていない状況でスタメンに名を連ねることに対しての素直な思いを語った。

「僕ら選手は怪我をしていようが、使いたいと言われたらもちろん出ます。根本的にそういう気持ちで全員がいるし、そこは選手が言うことではない。信頼されているというのは思いますし、全員がこの試合に向けて良い準備をしてきたというのはあるので」

 ベトナム戦では、万全な状態でないなかでも、積極的に中盤でボールを引き出して攻撃にリズムを生み、存在感を発揮。チームの勝利に貢献した26歳は、「アクシデントなんて当たり前に起きる世界なので、プロである以上はそういうのは理由にならない」と今後もプロ選手としての自覚をもって歩む決意を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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