2戦連続先発のMF田中碧が語る、ベトナム戦勝利のポイントは?「試合内容が悪く見えがちだけど…」

2021年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一番の収穫は勝点3をとれたこと」

中盤で奮闘した田中。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のベトナム代表対日本代表が11月11日、ベトナム・ハノイのミーディン・ナショナルスタジアムで行なわれ、日本は1-0で勝利を収めた。

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 この試合で最終予選2試合連続の先発を飾った田中碧は、フラッシュインタビューで「なにはともあれ勝点3を獲れたのが収穫」と語り、「どうしても1-0だと試合内容が悪く見えがちだけど、簡単ではなかったし、しっかり勝点3が取れたことは良かったんじゃないかと思う」と振り返った。

 オーストラリア戦に続いて起用されたインサイドハーフの役割については、「相手も5バックだったので、自分が下がってボールを受けるよりは、(相手の)間で受けるほうが相手が嫌だと思った。(僕自身は)ボールに触る回数は前回よりも少なかったけれど、そこは我慢しながらプレーした」とコメントしている。
 
 ただ、「そこでもっともっと違いを作らないといけないなということは感じた。そこのクオリティが上がれば、もっとゴールにつながるチャンスは増える。クオリティを上げなければいけない」と反省の弁も口にしている。
 
 次はオマーンとのアウェー戦だ。「難しい相手だというのは、試合を見ている側の時も感じた」と、初戦ではメンバー入りしていなかった23歳も警戒心を強めた。

「すごく統率の取れたチーム。誰が出るか分からないけれどしっかりと準備して、相手を見てサッカーできればもっと良くなると思う。ゲーム内容はどうあれ、勝点3を獲らなければいけない試合なので、それを目指してしっかり準備してやりたい」

 16日に行なわれる負けられない一戦。若きMFは再びチームに勝利を導く存在となれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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